3月9日(木)、松阪フレックスホテルにて中勢支部3月例会を開催しました(^^)/
今回は報告者に、F・テクノ有限会社 シックスアグリ株式会社 代表取締役 伊藤 朗氏 をお招きし、『業務管理システムを通してスマートな会社へ』~情報共有化の課題を解決しよう~をテーマでお話しいただきました。
案件管理や進捗管理、時間管理など、業務を効率的に進め、自社のさまざまな経営資源を適切に管理することは、中小企業の共通した課題となっています。
解決のために社内情報の視える化を図る為に業務管理システムを導入する方法がありますが、「そもそも導入の仕方が分からない」「上手く活用できなかった」という方も多いと思います。
そこで本例会では、自社の業務に合わせたシステムを作成し、実際に成果を上げている伊藤氏に、その事例と経験談をお話しいただき、業務管理の課題解決へとつなげることを目的としました。
システムに使われないようにすること
ご報告では、社内システムの導入によって自社の課題がどのように解決されたか、実際のシステムの表示画面をご紹介いただきながらご説明いただきました。
伊藤氏は、膨大な案件の記憶や把握、社内での共有、原価管理に課題があったことから自社に合った社内システムを構築。そのことで、案件ごとの進捗が明確になり、原価管理についても入力の手間を提言し、売上や粗利益を自動集計できるようになりました。
また請求の漏れや遅れがなくなり、打ち合わせから見積提出までの過程での連絡・確認も短時間化。社外に対しても、システムを通じて正確な話ができ、信用されるようになったといいます。
最後に以下の点をまとめとしてお話しいただきました。
・経営者として、これで良いのか、常に自分に問い続けること。
・会社経営の結果は数字が全て。でもその数字は過去で、どのように未来へつなげていくかは経営者自身が今日より明日、明日より明後日と思い続けること。
・お客様に常に寄り添い、社員へは労働分配率を増やすこと。
・システムはあくまでもツールなので、システムに使われないようにすること。
参加者からは、システム導入の方法や課題解決への関心だけでなく、伊藤氏の学び続ける姿勢に共感が寄せられました。
ご報告の後は、グループ討論!
テーマは「社内の情報共有化の方法と課題は何ですか?」でした(^^)/
グループ討論の様子▽
「会社に合わせたシステムを構築されていることが素晴らしい」~参加者のご感想~
それでは最後に参加者からいただいたご感想をご紹介しますね!
三重同友会では会員外の皆様のゲスト参加を大募集しております(^^)/
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