企業変革プログラムVer.2の考え方|中勢支部6月例会

2025年6月10日、中勢支部6月例会をフレックスホテルにて開催しました。

今回の例会では、(有)クローバー総合保険事務所 代表取締役の田中大補氏を報告者に迎え、『企業変革支援プログラムVer.2の考え方 ~経営にとって大切な四隅と、中心となる「人を活かす経営」の実践~』をテーマに学びを深めました。

◆「四隅と中心」から捉える経営の本質

田中氏の報告では、目の前の業務に追われるばかりでなく、長期的視点で「理念共有」「方針計画」「社員共育」「時代認識」「付加価値」「法令遵守」の6つの観点=「経営の四隅」を意識し、その中心には「人を生かす経営」を据えることの必要性が強調されました。

また、「成果」とは偶然ではなく、明確な意図と行動の積み重ねによって得られるものであり、経営者としての覚悟とPDCAの実践が不可欠であることが説かれました。

◆自己中?それとも自己変革?

後半では、ユーモアを交えた「経営者の自己中変革 vs 自己変革」というワークを通じて、参加者自身の経営姿勢を自己採点しました。
「緊急性」「重要性」「容易性」の観点から、自社の経営課題をグループで話し合い、実際の経営改善に向けた“第一歩”を見つけ出す場となりました。

◆参加者の声と学び

  • 「社員を信じる」という覚悟が、自分には足りなかったことに気づいた。
  • グループ討論では他業種の方の課題やアプローチを聞くことで、新たな視点を得られた。
  • やるべきことを分解し、最初の一歩を見極める「容易性」の視点が特に刺さった。

◆今後に向けて

中勢支部では、単なる知識の習得で終わらせず、例会で得た学びを「実践」に結びつけることを重視しています。
「企業変革支援プログラムVer.2」は、社員と共に成長するための羅針盤。その第一歩として、今回の例会が参加者それぞれの「変革の起点」になれば幸いです。

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