2025年度理事幹事研修

【開催概要】
日時:2025年2月13日(金)
場所:四日市地場産業振興センター(じばさん)4階視聴覚室
報告者:(株)三重フリット 森田耕平 氏(副代表理事)、(株)誠電 黒田信介氏(共同求人委員長)

【例会の内容】
三重県中小企業家同友会のリーダーである理事や幹事を対象とした「理事幹事研修会」が開催されました。今回の研修は、組織を牽引するリーダーとしての役割を再確認し、自分自身の成長と自社の発展、そしてより良い経営環境づくりがすべて繋がっていることを学ぶ場となりました。

リーダーの役割と「学び・実践」のサイクル

研修の冒頭では、総務委員長より「人が前向きに動く組織づくりのヒントを学ぶ」という今回の狙いが語られました。動画学習を通じて、リーダーの役割は単に行事に参加することだけではないという点が共有されました。自ら学び、それを自社で実践し、さらに組織や地域に貢献するというサイクルを回すことこそが大切です。

「よい会社をつくり、よい経営者になり、よい社会環境をつくる」という目的は、それぞれが独立しているのではなく、一つひとつの活動がすべて互いに影響し合っていることを再確認する機会となりました。

立場が人を成長させる「役職」の価値

第一部では、副代表理事の森田耕平氏が、自身の経験をもとに「役を引き受けることの意義」について報告しました。入会当初は活動に消極的で、人前で話すことや議論も苦手だったという森田氏。しかし、広報などの役職を任され、他の経営者と深く関わるうちに、組織の中に自分の居場所を見出していきました。

森田氏は、役職を全うすることで得られる学びや人脈を「役得」と表現しています。リーダーとしての責任を背負うことで、他支部の経営者や全国のリーダーと交流する機会が増え、その経験が結果として自社の経営に大きく活かされたといいます。「立場が人を育てる」という言葉通り、役を前向きに引き受けることが、経営者としての器を広げる近道であることを伝えてくれました。

主体的な組織をつくる「汗をかく姿勢」

第二部では、共同求人委員長の黒田信介氏より、委員会活動を通じた組織づくりのポイントが語られました。黒田氏が関わる活動は、単なる採用活動にとどまりません。学校での出前授業やインターンシップを通じて、地域全体で中小企業の魅力を伝える活動を続けています。

地道な活動を続ける中で、学生や先生との間に強い信頼関係が生まれ、実際に採用という成果に繋がっています。こうした「人が主体的に動く組織」をつくるために最も重要なのは、リーダー自身が「誰かのために一生懸命に汗をかくこと」だと黒田氏は強調しました。

金銭的な対価が発生しない集まりだからこそ、リーダーが仲間のために動く姿勢に周囲が共感し、協力の輪が広がっていくのです。

まとめ
今回の研修を通じて、役職や委員会活動は決して単なる「負担」ではなく、自分を磨き、自社を良くするための貴重なチャンスであるというメッセージが共有されました。人のために動く経験が、巡り巡って自分の成長や会社の発展に繋がるという視点は、多くの参加者にとって大きな気づきとなりました。ここで得た学びを、それぞれの会社や地域での活動に活かしていくことが期待されます。
今回の研修で得られた視点を、ぜひ日々の自社経営や仲間との関わりの中で実践してみましょう。

 

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