10月13日(木)、松阪フレックスホテルにて中勢支部10月例会を開催しました(*^^*)
今回の報告者は元坂酒造(株) 専務取締役 元坂 新平氏。
『付加価値の創造』~大量生産からクラフトへの転換と7代目としての覚悟~、をテーマにご報告いただきました。
付加価値を創造し地域を造る
年々消費量が減少傾向にある日本酒業界。
量あたりの価格は大量生産の缶ビールやワインなどよりも安く、他社と差別化しにくい業界としての特徴をもっています。
その中で付加価値をどのように創造していくか。
この点が最も大きな課題だと元坂氏は感じています。
様々な模索を続ける中、元坂氏は、ワインのように「どこの土地で作られたか」を重視する価値観で酒造りに取り組んでいます。
地域にある米と水だけを原料とし、地域のにある原料だけで日本酒を造る。その原料を生産する農家が減少していることから、農業を自らが担い、地域農業をバックアップする取り組みも併せて行っています。
また生産量を適正化し、一本一本に価値を感じてもらえるような生産方法を採っています。
そしてワインで有名なブルゴーニュという地域のように、お酒造りが中心となって人が集まり、地域が活性化し、魅力ある農村を造ることをビジョンに掲げます。
元坂氏のブランディングの視点や、ぶれがなく一貫性のある姿勢から、たくさんの学びがあるご報告でしたね(*^^*)
グループ討論
報告の後は、「新規開拓への取り組み・付加価値を付けるための取り組み」をテーマにグループ討論を行いました。
他社の事例や元坂氏の事例をもとに自社の付加価値について考えなおすきっかけになりましたね!
グループ討論の様子はこちら▽
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