南勢支部2月例会 | AI活用セミナー

【開催概要】
日時:2026年3月5日(木)18:00~19:30
場所:河西誠二郎税理士事務所
講師:株式会社フルバック 藤牧 祥吾 氏

【勉強会の内容】
2026年3月5日、南勢支部の3月勉強会が開催されました。 今回は「AI活用セミナー」と題し、株式会社フルバック、藤牧祥吾氏をお招きしました。 藤牧氏は元サッカー選手という異色の経歴を持ちながら、現在はAIを駆使してビジネスの効率化を推進されています。本セミナーでは、単なる理論ではなく「明日からすぐに実務で使える」具体的な手法が数多く紹介されました。経営者仲間と共に学んだ、これからの時代を生き抜くためのAI活用の要点を4つのポイントで解説します。

AIを「使いこなす側」になるための視点

まず語られたのは、AIに対する向き合い方です。「AIに仕事が奪われる」という不安を耳にすることもありますが、正確には「AIそのものに奪われるのではなく、AIを使いこなせる人に仕事が奪われる」時代になっています。大切なのは、どのAIツールを使うかという手段から考えるのではなく、自社の業務を棚卸しすることです。日々の仕事の中で「繰り返し行っている単純作業」はないでしょうか。そうした定型業務を見つけ出し、AIに任せて自動化できないかと考えることが、導入を成功させる鍵となります。

最強のオールインワンAIツール「Genspark」の衝撃
今回のセミナーで最も推奨されたのが、最新のAIツール「Genspark(ジェンスパーク)」です。このツールの最大の特徴は、ChatGPTやClaude、Geminiといった複数の優秀なAIモデルを、目的や内容に合わせて自動で最適に使い分けてくれる点にあります。実務で役立つ具体的な機能として、以下の3つが紹介されました。

  1. AIスライド機能
    指示を出すだけで、構成の整ったスライド資料を自動作成します。プロのデザイナーが手掛けたような美しい画像も生成されるため、短時間で高品質なプレゼン資料が完成します。

  2. AIシート機能
    Excelのような表計算資料の作成に非常に優れています。例えば「資金繰り表」の作成を指示すれば、必要な計算式(関数)が組み込まれた表が一瞬で出来上がります。経営計画の策定などにも大いに役立つ機能です。

  3. スーパーエージェント機能
    「特定の条件に合う企業をリサーチし、代表者名やニュースをまとめてExcelにして」といった複雑な指示を、複数のAIを駆使して最後まで自動でやり遂げます。膨大なリサーチ時間を大幅に短縮することが可能です。

ビジネスで安心して使うためのセキュリティ
社内の機密データや経営計画をAIに入力することに抵抗を感じる方も多いはずです。 しかし、Gensparkには、入力したデータをAIの学習に使用しない「ゼロトレーニングポリシー」という設定があります。世界的なセキュリティ認証の取得も進んでおり、企業が資金繰りなどのデリケートなデータを扱う現場でも安心して利用できる環境が整っています。ビジネスの最前線で活用するためには、こうした安全性の確認も欠かせません。

プログラミング知識不要のアプリ開発
驚くべきことに、藤牧氏は専門的なプログラミングコードをほとんど書かずに、AIへの指示だけで複数のアプリを開発・リリースしています。具体的には、人物のつながりを見える化するアプリや、車の走行距離を記録する実用的なツールなどです。高度な専門知識がなくても、明確なアイデアとAIを使いこなす力さえあれば、誰でも自社の課題を解決するシステムを実現できる時代が来ていることを強調されました。

まとめ
今回の勉強会を通じて、AIは決して遠い存在ではなく、私たちの日常業務を劇的に変えてくれる強力なパートナーであると実感しました。 まずは自社の業務の中で、どの部分をAIにサポートしてもらえるかを考えることから始めてみてはいかがでしょうか。Gensparkのような優れたツールを武器に、資料作成や情報収集の効率を上げ、より創造的な仕事に時間を使える「人が育つ会社づくり」を目指していきましょう。

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