「次のステップに向けて夢のある話が語られていて未来が楽しみ!」|中勢支部2月例会

 

こんにちは。

三重同友会事務局です。

2月10日(木)は中勢支部2月例会でした。

今回は報告者に、平松 大知 氏 (株式会社ヒラマツ 虹の夢 津 専務取締役) をむかえ、『鉄工会社が始めた福祉事業で気付いた事とは?』~多様性社会の経営戦略~をテーマにお話しいただきました!

平松氏が経営する「虹の夢 津」は「特定施設入居者生活介護事業所」「就労継続支援A型事業所」を併設した福祉施設です。 現場の最前線から障がい者雇用に関する気づきをお話しいただき、そこから多様性社会の経営戦略のヒントをつかむことをこの例会の目的としました。

障がい者雇用の気づき

「虹の夢津」に併設された就労継続支援A型事業所「トモニス」

「虹の夢津」より清掃業務等を請け負うことで、働く利用者に安定した仕事の供給と賃金確保を実現し介護系の一般就労への実績もあげてきました。

平松氏は「トモニス」での経験を通じて障がい者雇用の気づきを次のようにあげています。

・業務を細分化できる

・障がいのことを知る機会になる

・社員が障がいと身近になる

・個性に溢れた場所になる

・社員の「共育」になる

・新たな働き方や発想が生まれやすくなる

↓↓

障がい者雇用に取り組んだことで、様々な良い影響があったようですね。

業務を細分化し、働く人それぞれの適正や強みをいかした経営ができること。多様な働き手がいることで、社員どうしの学び合いに良い影響が生まれていること。働き方や発想にも多様性がでて、新しいアイデアに溢れた会社になってきたという点がお話の中で特に印象的でした。

自社でも同様に取り組むことはできはないかと、参加者の皆さんは真剣な表情でメモを取っていました。

これからの取り組み

ご報告では、社員とともに、また地域の人々も巻き込んでワクワクできるような「虹の夢津」にしていこうという今後のビジョンについてもご紹介いただきました。

平松氏は2016年ごろから経営指針を作成し社内で発表。昨年には社員とともに合宿を行い、「福祉の想いと力でつながる、人の良い居場所創り」というビジョンを共有しました。

今後の取り組みとしては、

・虹の夢津のキッチンから弁当の宅配を行ったり、社員食堂、子ども食堂を運営していくこと

・中小企業と連携して障がい者の一般就職を支援していく仕組みづくり

などを具体的にご紹介いただきました。

とくに障がい者の一般就職を支援する仕組みづくりについては、同友会として取り組めることを一緒に模索していきたいですね。

グループ討論では、多様性社会の中での自社ができる人財戦略について意見交換しました▽

 

「次のステップに向けて夢のある話が語られていて未来が楽しみ!」~参加者のご感想~

それでは最後に参加した会員のご感想の一部をご紹介します↓↓

 

三重同友会では会員外の皆様のゲスト参加を大募集しております(^^)/

同友会にご興味をお持ちの方は是非一度、活動にご参加ください!

お問い合わせはこちらから↓↓

お問い合わせ

関連記事

TOP
TOP